
アンティーク antique arrangement
antique【emuflower】
目の前に立つだけで、空気が変わる。
存在感を持つスタンド花を、emuflowerはアンティークカラーで表現。
華やかさよりも、深みと余韻。
一瞬の美しさではなく、時間とともに味わう花の表情を大切にしています。
【厳選された花】
中心にあるのは、赤みの艶やかなアンスリウム。
光沢のある赤い花弁は、まるで陶器のような質感で、
空間に静かな緊張感をもたらします。派手すぎず、でも確かな存在感。
言葉を持たないリーダーのような花です。
寄り添うように咲くのは、柔らかな色合いのバラたち。
ピンク、ベージュ、淡いオレンジ…それぞれが異なるニュアンスを持ち、
束ねることで豊かなグラデーションが生まれます。バラは感情の花。喜びも、切なさも、優しさも、すべてを包み込むように咲いています。
南国の風を感じさせるグズマニアは、
鮮やかな赤で花束全体にリズムとエネルギーを与えます。
くすみカラーの中に差し込むその色は、全体を引き締め、
芯の強さをそっと添えてくれます。
垂れるように流れるアマランサスは、動きのあるラインを描きます。
まるで時間の流れを視覚化したようなその姿は、静かな中にドラマを生み出します。
風に揺れるたび、記憶の断片がふと蘇るような、そんな余韻を残してくれます。
そして、忘れてはならないのがエリンジウム。
青みがかった棘のある姿は、繊細でありながらも凛とした空気をまとっています。
この花が加わることで、スタンド花全体に“締まり”が生まれ、洗練された印象が際立ちます。
このスタンド花は、祝福の場にも、
静かな祈りの場にも寄り添えるようにデザインされています。
華やかさだけではなく、余白や静けさを大切にするemuflowerの哲学が、
花々の選び方や配置に表れています。
私たちは、花をただ飾るものではなく、空間に物語を生むものだと考えています。
この花が置かれる場所に、どんな時間が流れ、どんな感情が生まれるのか。
そんな想像をしながら、一つひとつの花を選び、束ねる。
それが、emuflowerのスタイルです。

